卵巣囊腫で入院
またしても、前回から更新が滞ってしまいました。
じつは、7月半ばから「卵巣嚢腫(のうしゅ)摘出手術」をうけるため入院しておりました。
病気の事を記事にするのは、どうかなと悩んだのですが同じ病気の方の参考になればと思い、書く事にしました。
あとは、自分自身の記録も兼ねて。
卵巣嚢腫は、歌手の宇多田ヒカルさんが若い時に手術していたことを発表されていますが、そこまでの認知度は高く無いように感じます。
実際私も、病気が見つかるまではどんな病気かよく知りませんでした。
また、卵巣嚢腫は、自覚症状はなかなか現れないので発見が遅れる事がある病気だそうです。
私自身、特に不調などがあって発見された訳では無いので、今回は発覚のきっかけから、書いていきたいと思います。
卵巣嚢腫ってなに?
昨年、結婚1年半を迎えた10月頃、そろそろ妊活を始めようと思い、婦人科の検診を受けにいきました。
「子宮頸癌」の検診のチケットきてたなー、妊婦の「風疹」もニュースになってたしなー、とこの二つの検査を受けるつもりで病院へ。
病院で、妊娠希望で検診を受けたいと伝えると、超音波検査とその他の病気の検査もセットで受けられるということで、気軽にお願いしました。
この時までは、自分がまさか病気を持っているとは、露程も思ってはいませんでした・・・
医:では、超音波で子宮や卵巣の様子も見てみましょう。
診察台に座って、超音波で卵巣をみてもらっていると・・・・
医:うーん。左の卵巣が腫れてますね。卵巣は通常3cmくらいなんだけど、5cmくらいになってますね。卵巣嚢腫かもしれないね。
私:(へっ!?なに!?!?卵巣囊腫って言った!?!?!?)
医:じゃあ、隣の診察室でお話しましょう。
私:(嚢腫?腫瘍?え、なに悪い病気!?!?!?!?)←脳内パニック
診察室
医:左の卵巣が腫れていて、卵巣囊腫の疑いがあります。腫瘍は診た感じ脂肪が溜まっているようなタイプかな。
ただ、排卵直後だった場合卵巣が腫れて5cmくらいになる事もあるから、2ヶ月後の生理が終わった後また診てみましょう。
私:(!?!?!?!?)あ・・わかりました。また来ます・・・。
あまりにも想定外の診断で、卵巣囊腫に対して何の知識も無かったものだから、何を質問して良いのかも分からず言われるがまま素直に診察室を出ました。オロロ・・・
その直後、スマホで即検索!
卵巣嚢腫といってもイコール癌という訳ではなく、ほとんどが良性の腫瘍で手術で摘出すれば大丈夫な物が多いということがわかり、ちょっと安心・・・
さらに、6cm以下なら経過観察で手術しない人もいるそう。
しかし!問題は、子宮等からぶら下がっている卵巣が大きくなる事で、お腹の中でひっくり返りやすくなるということ。
このひっくり返ることを捻転と言うそうです。
捻転をおこすと、卵巣と繋がっている靭帯が捻れて激痛が襲います。さらに、血液が滞り壊死してしまう可能性も。
激痛は、救急車をよぶレベルだそうです。
私は、5cmで急いで手術しなければならない大きさではないし、もしかしたら排卵で腫れているだけかもしれないと僅かな期待を胸に、2ヶ月が過ぎるのを待ちました。
そして、2ヶ月後・・・・・
診察台
医:あーやっぱり5cmありますね。この前と変わってないから卵巣嚢腫ですね。
私:(ガーン!!マジかぁー!!)
医:見た感じでは、悪性では無さそうだけど、ちゃんと検査しないと分からないかな。
診察室
医:まず、腫瘍が悪性(癌)かどうか調べなきゃいけないから、大きな病院でMRIと血液検査うけてね。大きな病院への紹介状書くから病院えらんでね。
こんな感じで、まさかまさかの卵巣囊腫確定の診断を頂ました。
(ちなみに、子宮頸癌、風疹、その他の検査はクリア)
これが丁度昨年の12月。ここから、手術までに、新居の準備、引っ越し等怒濤の半年間を過ごす事になりますが・・・
この続きは、また次回!
↓ランキングに参加しています。ポチっと押して頂けると更新の励みになります。